英語学習を始めようと考えている人
「英語学習の始め方を知りたい。これから英語を勉強したいけど、何から始めたらいいのだろうか…。勉強したいけど手順が分からない。具体的な方法を教えてください。」
こういった疑問に答えます。
☑本記事のテーマ
【完全初心者向け】英語学習の始め方【最初の3か月ですべきこと】
☑英語学習の始め方
① 目標設定:英語が使えるようになりたい
② 環境準備:教材とパソコン(もしくはスマホ)があれば完了
③ 学習手順: 英単語・英熟語→英文法→長文→リスニング→ライティング・スピーキング
④ 実践練習:オンライン英会話を受講する
☑記事の信頼性
記事を書いている僕は現在、英検1級取得を目標に学習中。
大学受験の際に、センター英語で200点満点中200点を記録。
現在、サイトとは別に小学生~高齢者まで幅広く英語学習を指導している。
☑読者さんへの前書きメッセージ
本記事では「これから英語を頑張りたいけど、どこから手をつけていいのかわからない…。」という方向けに書いています。
この記事を読むことで、「英語学習の目標設定、具体的な始め方」までをイメージできるようになると思います。
英語が使えるようになると、もう一人の自分がいるように錯覚を起こします。
まるで、二重人格です。そして、何より英語が出来ると自信につながります。
そんな私が英語に感謝の気持ちを込めつつ、記事を書いていきます。
では、さっそく見ていきましょう。
① 目標設定:英語が使えるようになりたい
目標設定は「英語が使えること」で十分だと思います。
すでに、目標が明確ならそれでOKだと思います。
しかし、僕が思うに「社会は英語ができる人材を求めている」と考えていますので、基本的な考え方としては「私、英語できますよ?と示すために資格試験の取得」をおすすめします。
【私英語使えますよ?と口頭で言っても信頼性が低いので(;^ω^)】
目標設定:まずは英検3級取得
ここで断言しますが、英検3級を取得できれば英語の基礎学力はあります。[太字]
☑英検3級で英語の基礎学力があると言える簡単な理由
参考までに、英検3級の試験内容についてみておきたいと思います。
日本英語検定協会によると、
3級は、5級・4級で習得してきた基礎力の集大成の級で、レベルは中学卒業程度とされています。身近な英語を理解し、使用できることが求められます。この3級から面接試験が加わり、話す力が的確に測定されます。
[出典:公益財団法人日本英語検定協会]
とされています。
つまり、3級までの英検の試験内容までで身近な英語が使えるようになっていることが分かります。
こんな感じでして英検3級の学力を持っていれば、身近な英語が使えるようになります。
僕の周りだと、英検準2級~すげえ人は1級の人もいます。
私自身、英検1級取得を目標に勉強しています。
ですが、初心者の方はまずは英検3級から取得を始めて自信が付きさらに自身の英語力を極めたい人は上の級の取得を目指せば良いかと思います。
② 環境準備:教材とパソコン(もしくはスマホ)があれば完了
完全初心者からのよくある質問で「英語学習を始めるにあたり何を用意したらいいですか?」と聞かれることがあります。
結論:英単語帳と文法書。お金に余裕がある人はスタディサプリを買うべし
英語初学者はこの3点があると基礎が学力は格段につくかと思います。
イメージ的には3か月はこの3点で勉強できます。
[中学版]速読英単語がおすすめな理由
英単語帳一つとっても山のようにあります。
しかし、そんな中でも私がおすすめの英単語帳は「速読英単語 高校入試突破のための必須1300語 中学版 [ 風早寛 ]」です。
また、付属のCDとして「速読英単語中学版CD (<CD>) [ Z会出版編集部 ]」があります。
この教材をおすすめする理由は次の通りです。
・中学英語で必須になる1300語を勉強できる
・英単語とは別に英語長文が付いている(英単語帳といえば基本は英単語と例文しか書かれていません。なので英語長文が掲載されている英単語帳はかなりの良書です)
・別売りになりますが付属のCDがあるため、リスニング対策にも丁度いい(CD音源をスマホやウォークマンに入れれば、いつでも聞けるので便利です)
ざっくりですが、上記の通りです。
なお、「他の英単語帳ではダメですか?」と聞かれることが多いですが、問題はありません。
しかし、繰り返しになりますが、英単語帳に英語長文が付いており付属のCDまであるのは速読英単語シリーズくらいです。(速読英単語は高校レベルようもあるため購入の際には注意して下さい)
世界一わかりやすい中学英語の授業がおすすめな理由
文法書も英単語帳同様に山のようにあります。
その中でも「世界一わかりやすい中学英語の授業 関先生が教える [ 関正生 ]」がおすすめな理由は次の通りです。
・従来の文法書と違って「丸暗記がいらない」英文法のルールが掲載されている(今まで、英文法を丸暗記で学習した人にはかなりおすすめです)
・イラストが多くてとても読みやすい(文字だけでなくイラストで分かりやすく解説してくれています)
・著者は英語業界のカリスマ「関正生先生」です(TOEICテスト990点満点中990点。現在、スタディサプリ(後ほど説明します)の英語講師として活躍中。)
ざっくりですが、上記の通りです。
また、こちらも「文法書は他の書籍でもいいですか?」と聞かれることがあります。
丸暗記なしで、自分でその英文になる理屈を説明できるのであれば問題はないと思います。
しかし、丸暗記で身に着けた英文法は何より記憶がもろいためすぐに忘れてしまいます。なので「これから英語を勉強していこう。」と考えている方は本書を読んでほしいです。
お金に余裕のあるならば、スタディサプリを入れて欲しい
注)ここはお金に余裕のある方だけで結構です。(とりあえず、上記で説明した「[中学版]速読英単語」「世界一わかりやすい中学英語」の教材があれば概要はつかむことができます。)
注)さらに英語力を追求したい方は読んでください。
「【スタディサプリ】動画授業で苦手を克服」は心からおすすめする勉強アプリです。
とはいえ、月額980円(税抜き)と有料のアプリのため課金制です。
セブンイレブンやローソンなどのコンビニなどで決済するときは、一括支払いになります。
【例えば、4月からスタディサプリを始めるのであれば翌年の3月までの受講料を支払わなければいけません。】
また、クレジットカード決済では月々引かれていく形になります。
そのため、私のおすすめはクレジットカード決済です。
【万が一、途中でやめたくなった際にクレジットカード決済であれば受講している期間しか料金を支払わなくて済みます】
「【スタディサプリ】動画授業で苦手を克服」をおすすめする理由は次の通りです。
・教材をPDFファイルでダウンロードできる(授業ではその教材を使い講師が解説します)
・小学生~高校生までの年齢層向けに作られているので、内容が分かりやすい(英語以外にも国語、数学などの教科もありますが、英語だけ受講していただければと思います)
・英検対策講座が用意されている(英検®3級対策講座~英検®2級が用意されています。英検対策には導入にも使えます)
ざっくり、こんな感じです。
スタディサプリでの英語受講が終わったころには、かなりの実力がついていると思います。
受講したい講座はご自身で受けてみて選んでいただけたら思います。
ついでに、英語初学者の方におすすめの講座は、
・英検®対策講座
・中3英語(基礎) 竹内 健|24講義
・中3英語(応用) 関 正生|24講義
です。参考にしていただければと思います。
とはいえ、言いたいことは「お金に余裕がない人は無理しなくても平気です」と言うことです。
お金に余裕があり、私が紹介した2冊の教材に物足りなさを感じる方はスタディサプリを入れてみてください。
③ 学習手順:英単語・英熟語→英文法→長文→リスニング→ライティング・スピーキング
英語学習の流れをざっくり解説すると次の通りです。
1. 英単語・英熟語を学習する
2. 英文法を学習する
3. 長文を学習する
4. リスニング(英語を聞く能力)を学習する
5. ライティング(英語を書く能力)・スピーキング(英語を話す能力)を練習する
全部5段階ですね。どんな参考書や問題集を買っても、どんなオンライン英会話や英会話教室に通っても、どんな会社で教育を受けるにしても、この5段階は変わりません。
しかし、英語初学者は3段階目「長文を学習する」まででとりあえずOKです。(4段階目以降は、基礎学力が身についた方から順に学習していけばよいかと思います。)
大切なので繰り返し書きますが、「(1)英単語・英熟語→(2)英文法→(3)長文→(4)リスニング→(5)ライティング・スピーキング」という流れです。
学習方法の結論:英単語・英熟語→英文法→長文→リスニング→ライティング・スピーキング
大切すぎるので何度も言いますが、この流れを大切にしてください。
・英単語、英熟語を学習する→英語を使う上での土台になります。この英単語・英熟語量が不足すると今後英語学習をする上でかなり苦労することになります。記事や参考書や問題集の通り学習する。ある程度、覚えてこられたら英文法の学習を始める。
・英文法を学習する→これから英語を使うにあたり自分で英語を作らなければならなくなります。記事や参考書や動画(スタディサプリ)の通り学習する。英文法の要領が分かってきたぐらいで長文を読む練習をします。
・長文を読む→日常会話で相手が何を言おうとしているのか、一番何がいいたのかに気づくための訓練です。記事や参考書や動画(スタディサプリ)の通り学習する。だいぶ長文が読めるようになったと思ったらリスニングです。
・リスニング→英語を話せるようになる能力に到達する以前に、英語を聞ける能力を養わなければいけません。相手が何を言っているのか分からなければ自分の考えを話すどころではありません。記事や参考書や動画(スタディサプリ)の通り学習する。ここまで出来るようになったら最終段階に入りましょう。
・ライティング・スピーキング→自分の考えを文章に起こす必要があります。その時に、ライティング(英語を書く能力)を養います。そして、文章を起こせるようになったら声に出せるように訓練をします。記事や参考書や動画(スタディサプリ)の通り学習する。
この流れを意識してください。
さらに掘り下げて解説します。
参考書を使って英語学習する方法
基本的には次の手順でOKです。
・まずは1周して読んでみる。この時は理解度20%くらいでも全然OKです。
・2周目を読みつつ、内容をインプットする。理解度は50%くらいでOKです。
・さらっと3周目を読み、参考書の内容を人に説明できるくらいになる。
こんな感じです。
同じ参考書を使っていて、特に疑問点がなくなったらその参考書は終わりにしてOKです。
さらに、具体例を説明して深堀しますね。
動画(スタディサプリ)を使って英語学習する方法
動画での基礎学習なら「【スタディサプリ】動画授業で苦手を克服」がおすすめです。
そして学習方法は次の感じでOKです。
・講師の話をよく聞く
・講師の話で理解したことをノートにまとめる
注)講師の話を聞きながらメモを取るのではなく、講師の話を聞き理解したことをノートにまとめる
・その講義の内容が人に説明できるようになったら、次の講義の動画にすすむ
こんな感じです。
動画の場合は、学校の授業に近いので話を聞きながらメモを取ってしまいがちです。
話を聞き、内容を理解することに集中してください。
④ オンライン英会話or英会話教室を受講する
英語学習をしたら、それとセットで「英語を使う」ことが重要です。
英語学習の基礎学習は3か月がおすすめです
結論として、期間は3か月で350時間くらい学べばいいかと思います。
なお、私が教えていた社会人の方は2か月ちょっとで基礎学習は終えていました。
なので、もう少し早い段階で英語の基礎学習は終わるかもしれません。
3か月でどれくらい学べばいいですか?
結論は下記のとおりです。
・英単語1000語を覚える
・中学英文法をマスターする
・[中学版]速読英単語の英語長文が読めるようになる
こんな感じです。
「あれ?リスニングやライティング・リスニングは?」とお気づきの方もいるかと思いますが最初の3か月は英語の基礎学力を身に着ける段階だと思ってください。以降、リスニング、ライティング・スピーキングは学習しましょう。
おすすめのオンライン英会話は?
私がおすすめのオンライン英会話は「【レアジョブ本気塾】」というサービスです。
50万人以上の会員数を誇るオンライン英会話サービスなので、結構大手かと思います。
また、私がおすすめする理由は次の通りです。
・自宅で学習することが出来る
・オンラインレッスン(受け放題)と言うこともあり、従来のオンライン英会話や英会話スクールよりも英語を発話する回数が半端なく増える
・【レアジョブ本気塾】は「専属トレーナー」という人が学習管理をしてくれる(英語学習をしていて、わからない箇所・出来ない箇所について指導もしてくれます。)
こんな感じです。
また、オンライン英会話・英会話教室は「実践の場である」と言うことを忘れないようにお願いします。
くどい様ですが、英語の学習法は「英単語・英熟語→英文法→長文→リスニング→ライティング・スピーキング」という流れを忠実に守ってください。
今回は以上です。
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